深海獣零号「ブログ」まとめ (2005 年 08 月)


林家しん平監督のブログが見れなくて悲しいです。
なので、ここで自分用としてメモ書きで残しておきます。

みなさん、どーぞよろしくお願いします !!!

「深海獣零号」もようやくここまで来ました・・・という感じです、レイゴーを最初からチェックしてくれていた人も初めて知ったぜ・・なんて人も公開までどーぞよろしくお願いいたします。
私はこの映画の監督の林家しん平です、自主映画「ゴジラ×デスギラス」と「ガメラ4・真実」の2本とは言えない作品のあとにいきなり「深海獣零号」ですから・・・何て幸せな事でしょう。
しかしこの幸せは只のラッキーではありません、メジャーでオリジナル怪獣映画が撮りたいと言う根性スポ魂ドラマのような道のりは楽しいけどイバラの道そのものでした。
詳しくここで書くと「すげーっ長くなっちゃうので、あえて書きませんが」そんなこんなで落語家の初監督
「深海獣零号」にかかわっていただいたプロのスタッフさんに尊敬の意味を込めまして公開のまで色々と書き込んで行きますんで・・・。
さて現在の進行状態は本編集真っ最中ドラマパートにCGパートをはめ込んでいる作業の毎日です、それが終わるとサントラ付けと効果音・・・文字の差し入れにエンディングロールの制作・・・出来上がったデジタル映像をイマジカにてフィルムに焼いてもらって完成です。
今月末には上がっている事を祈ります、私個人のshinpei.netではあまり書かなかったスタッフの紹介や撮影中の話を次から書き込ませてもらいましょー。
最後に一言「戦艦大和がいかにレイゴーと戦っていくのか・・・男達はふるさとに残した愛する人に再び会うことができるのか・・・全ての戦いは愛の元に始まる」by (2005/08/04(Thu) 23:23:53)

ただいま帰宅しました

今日も昼間は新宿末広亭で高座を勤めたあとにプログレッシブの編集ルームに入り浸りでした、今日はどんな作業化というと映画で言うところのラストの戦いとシークレット画面の合成やらを川瀬くんと淡々と画面は派手なのに実に地味な作業を特撮魂と怪獣魂をぶつけ合いながらのお仕事。
さてVFXスパーバイザーの浅田さん事「あさしん」さんはと言えば別室の暗がりの中でトップ中のトップシークレットシーンの合成を黙々と製作中、当たりがついたところで「しん平チェック」・・んーっとっても良い情感あふれるカットに満足満足。
Aプロデューサーの浅田さん事「あさやん」もチェックを入れながらふむふむと頷いている、今日はモーターライズからの新着CGは届かずじまいで・・・。
モーターライズの皆さんも明日締め切りで「ゾンビ状態」で制作しているのでしょう、その分出来上がったCGシーンはスタッフの生気を吸い取って出来上がっているため「スンバラシイ」出来であるのです。
今日の一言「死ぬなーっ !!! たとえその身は滅びても魂は美しいトラックの海に必ず僕が帰してみせる」
by (2005/08/06(Sat) 00:08:31)

最終決戦準備 OK

最終決戦の準備は整いつつありますが3秒ほどのCGカットの追加で全体の尺出しがちょっぴりウェイティング状態、その間に音楽プロデューサーと打ち合わせなどこなしつつ最後のシークレットシーンの音楽は何がいいか・・・??? と悩んだあげく・・・「やっぱり、それしかないでしょ・・」って事で落ち着きました。

ちょっとしたお知らせですがこのての怪獣映画には欠かすことのできない「効果音」セリフやサウンドトラック以外の音全般(爆発・怪獣の鳴き声・生活音その他もろもろ)の発注先が・・ななっ何と「ゴジラ」や「ガメラ」などの効果音で有名な「東洋音響」さんに決定し嬉しい限りです。

これでスタッフ的には大手の怪獣映画と何ら遜色無い最強のスタッフが終結したのであります、しかしスタッフが一流だからと言って内容が伴わないと駄目ですよね。

そこは心配御無用 !!! 絶対の自信作ですから・・・すくなくとも「いままでの怪獣映画とはテイストが違うので楽しんでもらえると思いますよ」
まもなく完成 !!!

by (2005/08/13(Sat) 12:21:37)

中国の特撮サイトでも・・・

こんな事は違法なんでしょうけど「深海獣零號」(中国では号の字は號)の紹介サイトがドドーンと配信中です・・・こちらとしては許可も許諾もしていませんので勝手に紹介しちゃってます。
それも大きな写真と記事とブログで、ほとんどの記事や写真は日本の雑誌からの転載ですが・・とても頑張っちゃってます。
話題になるのは嬉しい事ですが「私としては何ともかんともコメントが・・・」しかし違う意味で言えばそれだけ注目されているということですし「ありがたい・・と言えばありがたいのですが」
中国にも日本の怪獣映画が好きな人達がいるということは「とっても嬉しいですよね」でも不思議な感じもしますね、当たり前ですけど全部漢字で紹介されているんですから。
タイトルが3度も変わっているのでタイトルごとに調べると結構でてきますから見て見てください、あと残念ですが森 元首相は出演が叶わなくなり残念なことになりました事をお知らせいたします。
一番最初の予告編には出演していましたので森首相が出たバージョンを見た人はラッキーでしたね。

by (2005/08/14(Sun) 12:38:37)

怪獣映画監督としての夢・・・

 

私には小さな夢がありますその夢はいつの日か叶う夢なのかもしれません、とても恥ずかしいのですが告白いたします。
私は浅草の公園六区の繁華街が大好きです、浅草演芸ホールがありストリップのロック座やパチンコ屋さんにボーリング場や大衆食堂にスマートボール遊戯場に場外馬券場や四軒の映画館・・・昔は松竹演芸場やビートたけしさんや渥美 清さんを生み出したストリップ小屋のフランス座や映画館も二軒。
そうです私の夢は今ある映画館のそれも三本立て名画館で他の二本と「深海獣零号」の三本立てで浅草の繁華街をレイゴーの看板やポスターやロビー写真が見てみたいのです。
今月の初めにはローレライが古いやくざ映画や駅前社長シリーズと三本立てで700円でやっていました、今だって日本沈没と高倉健のなぐりこみ艦隊と男はつらいよと三本立てです。
となりの映画館では大魔神も三本立てです、とてもションベン臭い映画館ですし売店もたいした物は売っていませんしスケベなエロ映画のポスターも氾濫していて浅草でも・・もっとも古き良き浅草の姿を残しているのです。
私はその昔この映画館で海底20000マイルや妖怪大戦争やエイリアンから戦争映画に見損なっていた洋画の名作を数々と見てきたのです、その浅草の歴史的映画館で「深海獣零号」を見てみたいのです。
この映画館で上映してこそ本当の映画と認めてもらえる物と勝手に思っています、怪獣ファンやマニアだけでなく「なんとなく映画を見に来たら零号がやってたよ・・・」なんて感じでさりげなく浅草の繁華街に溶け込んでいるところを見てみたいのです。
それはきっと私が落語家になろうと意欲に燃えていた頃に歩いたあの繁華街に会えるような気がするのです
「さきイカや安いポップコーン・ポテトチップス・品川巻きのせんべいやパサパサのカステラをラムネで流し込みながら」暗がりのカビ臭い映画館でしみじみとこの喜びをかみしめてみたいのです。

by (2005/08/17(Wed) 20:43:15)

「深海獣零号」ほぼ全てのカットがつながりました

上映時間81分15秒「深海獣零号」の完尺です編集の関係でCGカツトの直しが2箇所ありますが・・・
やっとサウンドトラックと音響効果の作業にはいれます。
音関係を付けている間にカラーコレクションを終了して全ての編集作業を終えてイマジカでフィルムに直して完璧終了です、その間にもメイキング編集もこなさなければなりませんので「まだまだ気が抜けません」
それにしても12月にクランクインしてからここまでの道のりで約9ヶ月・・・構想からだと1年半になるんでしょうか、しかし「ガメラ4」から2年かからずにインディーではありますが制作費1億以上の作品が撮れるとは思っても見ませんでした。
ただの怪獣ファンだった落語家が自主映画を2本撮っただけで自分が考えたオリジナルストーリーを映画として完成させてもらえる幸せはどんなに語っても語りつくせない御礼を言っても言い切れない至福の一瞬なのです。
夢は叶える力は自分の中に眠っているのです、あきらめずに死ぬ気で頑張れば叶うんだなーって実感しています。
今つながった映画を見ながら、このシーンにはどんな音楽が合うのか・・とかどんな効果音を付けてもらおうかと考えています。
映像や特撮も勿論楽しい作業ですが編集作業がすげー楽しいんですよ、監督だからと言って全て思いどおりにならない事やスタッフとの意見の違いを喧嘩腰で大討論するのもおおいに楽しいのです。
だって大好きな怪獣映画で喧嘩できるのは幸せ以外にないでしょう、スタッフ全てが良い映画にしようと大討論するんですから・・・解釈の違いはその人の感性と映画に対する姿勢やロマンが如実に表れるのです。
完成までドンドン喧嘩するぜ !!! 映画制作は戦いなんだから。
by (2005/08/22(Mon) 23:59:55)

嘘みたいな本当の話

別に夏だからこんな話を書き込むわけではありませんので怖い話が嫌いな人は読むのを止めて下さい。
落語の仕事を終えて「レイゴー」初めてのサウンドトラック付けの作業のためライトリングミュージックへ、5時30分から楽器(能管)のサウンドレベルチェックをして音録開始・・・一朝師匠も映像を確認しながらの直付け。
良い感じに録音が進み半分ほどの時でした、どーもしっくりこない箇所があったので一朝師匠に何か合いそうなフレーズはありませんか ? とお願いしたところ「祈り」という楽曲があるけど吹いてみる・・・と言う事になり吹いてもらうと・・・・突然 !! 録音機材とパソコンの電源が落ちたのです。
ミキサーさんが「すいません、電源が落ちました・・・4年やってて初めてですよ、おかしいなあ」とみんなにすまなそうにしているとスタジオの中から出てきた一朝師匠が「どうしたんですか」「すいません電源が落ちちゃって」「ええっ !! ごめんなさい、やっぱりまずかったか・・・」「ええっ何かあるんですか」
「この楽曲・祈りは歌舞伎の変化物にはめる音なんだけど、この曲ってお払いしないとまずいんだよね・・大丈夫だと思ってつい吹いちゃったんだけど・・・ごめんね」「げげっ・・・そんなーっそういうことは前もって言ってくださいよ」「やっぱり、そういう事ってあるんですよね」
それからパソコンを立ち上げて音付けは再開されました、勿論再開する時にはみんなで手を合わせましたけど・・・とどこおりなくその日の作業は終了して8時からは池袋に戻り「レイゴー」のメイキング制作作業へ
・・・浅やん達と楽しく思い出もまじえながら撮影した時の話で盛り上がり・・・その中で先ほどの音付け作業の電源の話をし終わったとたんメイキング作業中のパソコンがフリーズして何をためしても復旧せず固まったまま。
電源を落としてみたものの中々正常に戻りませんでした、皆さん「こんな事って本当に起こるんですね」
みなさんも「ダークサイドに気をつけて生活してくださいね」
しん平は明日から数珠を持って行動しようと思っています・・・くわばらくわばら。

仮音(サウンドトラック)が付きました

今日も寄席を終えて4時30分からレイゴーの仮音の制作作業、映画の映像を見ながらの作業が続くのです。
イメージ通りの音を作るのに作曲の先生と話し合いイメージを伝えてその音をさぐりながら配役の心や場面に合うフレーズを付けていくのです、レイゴーのテーマは完成しているのでタイミングを合わせつつ打ち込んでいきます。
あまりにもピッタリ曲がはまると鳥肌物です、仮付けした曲を微調整して本音に作り上げてサウンドトラックは完成ということになります。
一応サウンドに関しては映画一本分つなぎ終わりましたのでこの次の作業は効果音を付けていく音響ということになります、効果音は東洋音響という泣く子も黙る怪獣効果音の大御所ですから迫力ある音作りができることでしょう。
両方音が付くと相互のバランスをとらなければなりません、音楽が大きすぎれば効果音の迫力が無くなりますし効果音が大きすぎれば音楽がちゃらけてしまいます。
サウンドはしん平の意見を大いに入れてもらっているので今までの怪獣サウンドとは一線を画すこと請け合いです、作曲家の先生の気持ちのいいところとしん平のアイデアでとても大人で今までに無いサウンドになったと自負しております。
深海獣零号のサントラ版も発売されるかもしれないので音楽のみを聴いても楽しめる楽曲になっていると思いますので発売の折は「どーぞよろしくお願いいたします」
by (2005/08/26(Fri) 01:46:43)

30日はアフレコの日

昨日30日は撮影時の同時録音で役者さんの不明瞭な台詞とか間違いや画をつないだ時の違和感がある台詞や追加のナレーションなど声だけを直して別録音するアフレコの日。
2時30分より新艦長役の「清水昭博さん」の台詞の直し、約8ヶ月半ぶりのご対面・・・さすが役者さん3回ほどでOKでした。
レイゴーの特報を見ていないとの事でお見せしたところ、えらく気に入ってもらいました・・・特報DVDをおみやげに差し上げました。
3時過ぎから小島千恵役の「七海まいちゃん」撮影の時は高校2年生だったのに今は高校3年生になっていて、ちょっぴりお姉さんになっていましたが相変わらず可愛いお嬢さんでした。
最近グラビアでの露出が多いですが女優さんとして良い作品にたくさん出演して頑張ってもらいたいものです、素の時はとても明るい子ですが演技に入るととても感の良い女優さんです。
3時30からは兵員役の久蔵くん扇好くん三之助くんの三人、駆逐艦や大和の兵員を録音ブースで賑やかに演じてくれました。
落語とは勝手の違う怪獣相手の絶叫演技を実に楽しそうに演じている姿に同業の器用さを見た思いです。
最後は主役の海堂 猛役の「杉浦太陽くん」太陽くんは何時会っても実に清清しいスターのオーラを身にまとった青年、太陽くんにはシーン変わりのナレーションを語ってもらいました。
太陽くんもさすがに感がよくマイクテストの状態からOKテイクのような感じで実にスムーズに進行しました、この「深海獣零号」では色々な表情の太陽くんが見れるので太陽くんファンは涙ちょちょ切れる事でしょうね。
太陽くんには特別に映画の前半10分ほど試写して見てもらいました、近々外国に1ヶ月ほど行くそうで帰国したらちょうど試写できる頃なので「楽しみにしてまぁーす」とのことでした。
久々に役者さんたちに会えて忙しかった撮影の日々を思い出したりして「とても楽しかったですよ」
またスタジオの真ん中の机からブースの役者さんたちに指示を出している自分を客観的にみて「うーん監督してんじゃん」などと思ったりして・・・。
アフレコはあと一人「螢さん」を残すのみで来月早々にスケジュールがとれそうなので楽しみです、アフレコが終わればサントラと効果音がまっています最終決戦 !!! いよいよ加速がついて来ましたよ。

by (2005/08/31(Wed) 02:19:22)